スイス旅行記~5日目~ツェルマット~ゴルナーグラート

逆さマッターホルン スイス
逆さマッターホルン

ゴルナーグラート(Gornergrat)とマッターホルン・グレッシャー・パラダイス(Matterhorn Glacier Paradise)

ゴルナーグラート鉄道(Gornergratbahn)GGB

朝、7時頃に起きる。始発は見送りの形になってしまったが天気はピーカンの快晴で最高のコンディション。朝食を食べている場合ではないので急いで登山列車のGGB駅に向かう。
途中小さな橋で朝日に輝くマッターホルンを撮っている人がたくさん居た。

ゴルナーグラート駅前

ゴルナーグラート駅前

駅前で待機しているタクシーも当然EVで、バスのような形をしている。

EVタクシー

EVタクシー

モニタで山の天気が示されていたが、上の方も晴れっぽい。次の便は30分後。チケットを買って待つ。

ゴルナーグラート鉄道

ゴルナーグラート鉄道

地球の歩き方によると、マッターホルンが見える状況なら座席は右側、見えない状況なら左側がオススメとあったので、それに従い右側に座る。登山列車でぐんぐん登っていく間、乗客全員が右向け右状態で写真を撮っている。

ZermattからGornergratまで

雄大なマッターホルンのお山が登場。スイスとイタリアの国境に位置しており、標高は4478mにもなる。矢じりのように尖ってて迫力が違う。

Matterhorn

Matterhorn

40分後くらいにGornergrat駅に到着。気温は6℃を指していた。8月にしては寒いがまあ大丈夫な寒さだ。標高は3089mで、ユングフラウヨッホ駅より365m低い。ツェルマット駅との標高差は1500mとなっている。

Gornergrat駅

Gornergrat駅周辺

Gornergrat駅周辺

GGB車両

登山鉄道の名の通り、広大な山をぐいぐい登ってくる。

登山列車

登山列車

ちょっと引いて撮ったらこんな感じ。

マッターホルンと登山列車

駅から見下ろせるゴルナー氷河(Gorner Glacier)。全長12.4km、幅1.5km。アルプスで2番目に大きいとか。最も大きな氷河はユングフラウヨッホで見たアレッチ氷河(Aletsch Gletschere)のようだ。

ゴルナー氷河(Gorner Glacier)

ゴルナー氷河(Gorner Glacier)

太陽が眩しいゴルナー氷河

スーパーマリオワールドの地下水みたいな色の池

写真をパシャパシャ撮っていると、韓国人の女性が話しかけてきた。1人で来ているので自分の写真を撮ってほしいとお願いされた。お互いに写真を撮り合った後少し話すと、この後、マッターホルン・グレッシャー・パラダイス(Matterhorn Glacier Paradise)に向かう予定だという。同じ目的地だった。

ここから一駅だけ列車で戻ってローテンボーデン(Rotenboden)駅で降り、ロープウェイの中継駅であるリッフェルベルク(Riffelberg)駅までハイキングするのがオススメなのだとか。よく調べてるみたいなのでそのプランに便乗することにした。そういうのはガイドブックで調べずほぼブログで調べて旅行しているみたいだった。

リッフェルゼー(Riffelsee)の逆さマッターホルン

女性がおすすめしていた理由は、ハイキング途中にある逆さマッターホルンだった。
湖が鏡となってマッターホルンが逆さまに反射している。富士山が湖に反射して映る逆さ富士も有名だが、スイスでも同じように逆さマッターホルンが親しまれていたのである。

Naturschutzgebiet Riffelsee

逆さマッターホルン

逆さマッターホルン

美しい風景に感動しながら気の済むまで写真を撮りまくる。湖はリッフェル湖
そしてこの後、予定どおりリッフェルベルク駅までハイキングで到着。この時時刻は11時頃。

リッフェルベルク駅

リッフェルベルク駅

駅周辺に怒涛の羊たち。モフモフしてかわいい。

怒涛の羊

怒涛の羊

ここから6人乗りのロープウェイに乗り換えてフーリ(Furi)まで上っていく。

フーリ(Furi)

フーリ(Furi)ロープウェイ乗り場

シュヴァルツゼーでまさかのロープウェイトラブル

Furiに着くと、シュヴァルツゼー(Schwarzsee)方面とトロッケナーシュテク(Trockener Steg)方面に分岐していた。シュヴァルツゼー(Schwarzsee)方面に行っても、トロッケナーシュテク(Trockener Steg)につながり、目的地であるマッターホルン・グレッシャー・パラダイス(Matterhorn Glacier Paradise)に行くことができる。

遠回りだけど、シュヴァルツゼー経由のルートを選んだらとんでもないことに。

Furi~MatterhornCracierParadise

Furi~MatterhornCracierParadise

写真だとわかりにくいが、ゴンドラが引っかかってガコガコってなって動かなくなる・・・

引っかかって進めなくなるゴンドラ

従業員やら整備士が集まってきて何やら対策を講じていたが一向に動かない。30分くらい粘った後、助っ人のヘリが登場。スーパーエンジニアのお出ましか!?

ヘリ登場

助っ人ヘリ登場

それでも20分近く?かかってやっと稼働した。こんなトラブルは稀に違いないが運が悪い。
とにかくこれでやっとトロッケナーシュテク(Trockener Steg)まで上がっていける。

最後のゴンドラ

最後のゴンドラ

その先は順調で、最後のゴンドラに乗って無事マッターホルン・グレッシャー・パラダイス(Matterhorn Glacier Paradise)に到着することができた。

途中、レストランやら氷の展示物が見えてきた。ユングフラウヨッホで見たような感じ。滅茶苦茶寒くなってきたので極暖ヒートテックの上からウルトラライトダウンジャケットを装備する。手が冷たい。

氷のトンネル

氷細工

氷細工

COOLな氷の展示物

COOLな氷の展示物

ダンジョンのような道を抜けると、ついにMatterhorn glacier paradiseの入口が!

Matterhorn glacier paradise entrance

Matterhorn glacier paradise entrance

そこはゲレンデのような白い世界が待っていた。ここではなさそうだが、スキー板を持った人たちもたくさんいた。近くに本当にゲレンデがあるのだろう。このリフトはイタリア側へと続いているらしい。

真っ白な世界

真っ白な世界

これはブライトホルンという山。

ブライトホルン

ブライトホルン

展望台に行ったら雲か霧かわからないけどめちゃくちゃ発生していて景色が全然見えなくなっているではないか・・・

風がビュービュー吹いていて音がすごい。

モタモタしているんじゃなかった。雲の切れ目に一瞬見えるピラミッドのような山がマッターホルンである。下から見ていたのと随分雰囲気が違う。

間近で見るマッターホルン

間近で見るマッターホルン

眼下に広がる雄大な氷河はテオドール氷河

マッターホルンとテオドール氷河

マッターホルンとテオドール氷河

一通り見れたのでまたこのゴンドラに乗って下山!

ゴンドラ

ゴンドラ

遠目からのゴンドラ

遠目からのゴンドラ

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