グリンデルワルト到着
グリンデルワルト駅とグリンデルワルトグルント駅
約40分間、黄色と青のスイスっぽい列車に揺られて、ついにグリンデルワルトに到着した。
車窓から見える景色も“アルプス”って感じでスイスに来たーーって実感が湧いてきた。
時刻は19時20分になろうとしていた。それでもまだ明るい。
ギリギリでも明るいうちに到着できたのでほっと胸を撫でおろした。
グリンデルワルト駅前はこんな感じ。
ちょうど駅前で何やら自転車の大会?イベント?が催されていた。
大賑わいという感じではい・・・。
駅でまたまた姉妹都市を示す看板を発見する。
ここグリンデルワルトは長野県松本市と姉妹都市だそうだ。
松本には住んでいたことがあるからちょっと嬉しくなった。
しかしスイスの各都市で日本のどこかともれなく提携してるんじゃないかと思えて来た。
さて、滅茶苦茶お腹も減ってるし、暗くなる前にさっさとチェックインしなければ。
ここで初めて予約してある宿情報を本気で確認する。今回の宿は、駅から徒歩2分の好立地にも関わらず、1泊 CHF 46.31 ¥5,137 というコスパの良さが光るホステルを予約している。
“マウンテンステル スイス ホステル(Mountain Hostel – Swiss Hostel)”
しかし、すぐにここで今いる駅と宿の最寄り駅が違うことに気づく。
なんとグリンデルワルトと名の付く駅は2つ存在していたのであった。
1つは今立っている”Grindelwald駅”。もう1つは”Grindelwald Grund駅”で、列車で4分のところにある。(以下のGoogle mapでは宿まで徒歩2分を足して6分となっている)
これからグリンデルワルトに行く人は駅が2つある点について要注意だ。
列車は30分に1本なのでタイミング次第では歩いた方が早かったりするが、酷く疲れているので列車にした。ここでも”Swiss Half Fare Card”が炸裂して半額だ。それでも2.2フラン。
マウンテンステル スイス ホステルの外観はこんな感じ。
チェックイン。中は清潔感があって綺麗。色んな設備が整っている。
もちろんのドミトリーをチョイス。1部屋にベッド6台。
しかし部屋の中にものすごい悪臭が立ちこめていた…。
ワキガなのか靴蒸れなのか何の臭いだと苦しんでいると、ひとりの男性が脇に水をつけて洗いだした。あからさますぎる。そしてしばらくするとドアを開けて靴を放り出した。
悪臭を自覚してくれたらしい。外に出した途端に一気に臭いがおさまった。
登山靴は蒸れやすいのだろう。気づいてくれて本当によかった…。
夕食に困る
とにかく腹が減りまくりなので、レセプションで食べ物がないか聞いてみた。
すると、この辺りにはレストランもスーパーもないという悲しいお知らせが…。
宿で売っている夕食になりそうなのは、カップラーメン(3フラン)とビール(5フラン)。
クソ高いなと思っていると宿泊者がビールを買いに来た。
仕方ないなと思いながらこのカップラーメンとビールで済ますことにした。
ビールはRUGEN BRAUというグリンデルワルトの地ビールっぽいやつ。
調理場は外に出たところにあり、たくさんの人で賑わっていた。
キッチンといくつかのテーブルと火が燃えさかる暖炉がある。
しかし困ったことにキッチンに箸もフォークも置いていなかった。スプーンだけは置いてあったがこれでは食えないだろう。お湯を沸かそうにも何かを調理している女性がコンロを占有していて使えない。
しばらくすると韓国人らしき青年が同じくお湯待ちに入った。青年の手には割り箸が!羨ましくそれを眺めながらカップラーメンにお湯を注いで部屋に戻った。
何気なく自分の荷物を調べてみると、割り箸を一善だけ持ってきていた。
これは全く覚えがないがファインプレー自分。奇蹟が起きたと1人歓びを噛み締めた。
何が言いたいって箸は1つは持っておこう。または携帯用の箸があるのでそれを持っていると便利ですよと。
ロビーのテレビに映る天気予報が明日も明後日も晴れと言っている。
やたらツキはじてる予感がする!
今日は27592歩歩いたようだ。今夜も爆睡!