【Thunderbird】突然アカウント情報が消えた場合に設定を復活させる方法

コンピュータ

最近はメールソフト(メーラー)を使わない人が多い?

最近は、メールソフトを使わない人も増えていると聞く。
そうは言っても複数のメールアドレスを一元管理できるのは魅力的なことだ。
Mozilla Thunderbirdも無料で使える便利なメールソフトの1つである。

Mozilla Thunderbird
https://www.thunderbird.net/ja/

設定が突然消える不具合?

何かを変えた覚えもないのに、ある日PCを立ち上げてThunderbirdを起動したら、登録していたメールアドレス等の設定情報が消え、送信メールも受信メールも閲覧できない状態になっているケースがあるようだ。

Windowsをバックアップしている時点まで戻すという方法もあるが、Thunderbird以外のデータも過去に戻ってしまうので安易にWindowsのバックアップポイントまで戻りたくはない。
そんなときに試してみる価値がある方法を2つ紹介する。

prefs.jsの復元

消えてしまったように見える受信メールや送信メールは、実は消えていないことが多い。アカウント情報を記録しているprefs.jsファイルがおかしくなってしまっただけの可能性が高い。

Windowsでは、”C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\”に、
xxxxxxxx.defaultというフォルダがあるはずだ。(xxxxxxxxはわけの分からない文字列)

このファイルの中が何等かの理由で文字化けしたりしていると読み込めなくなるそうだ。

Invalidprefs.jsから復元
prefs.jsを元に戻す1つ目の方法は、Invalidpref.jsをprefs.jsとしてリネームすること。

まず、prefs.jsと同じ階層に、Invalidpref.jsというファイルがないか探してみよう。
Prefs.jsがぶっ壊れた瞬間に、それをInvalidpref.jsというファイル名に変えて自動保存し、新たにprefs.jsを自動生成するようだ。

この新規作成したファイルに変わってしまったから初期状態になったわけなので、Invalidpref.jsを元のファイルに戻してやれば復活するというわけだ。

念のために、新しくできたpref.jspref.js_bakなどで失敗しても戻せるよう保存しておき、Invalidpref.jsのファイル名をprefs.jsにしてしまおう。

ただし、Invalidpref.jsの中を開いてみて、文字化けしている文字列があったらその部分が悪さをしているので、それを修正する必要がある。

UTF-8Nというエンコードを選べば文字化けしなくなる場合がある。
TeraPadサクラエディタ秀丸エディタなどのエンコード機能で変換してみよう。
これで直ればラッキーだが、自分は直らなかった。

他のサイトに文字化け部分を削除するとうまくいくという記述が散見されるが、(ファイルを右クリックして編集を選べば中を見ることができる)必要なものも削除してしまう可能性があるためおすすめしない。

文字化けしている文字列が含まれているようなら、2つ目の方法の方が無難かもしれない。

prefs-1.jsから復元
prefs.jsを元に戻す2つ目の方法は、prefs-1.jsをprefs.jsとしてリネームすること。

prefs-1.jsというファイルが同じフォルダに存在したらガッツポーズをしよう。
1つ目の方法で作成したprefs.jsを削除し、prefs-1.jsをまたprefs-1.js_bakなどで失敗しても戻せるよう保存しておき、prefs-1.jsのファイル名をprefs.jsにしてしまおう。

自分はこれで復活した!!

ちなみにうまく行かなかった場合、prefs-2.jsが存在していれば、同じように試してみよう。

お試しあれ!!

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