自分のサイトにわけのわからない書き込みを繰り返されたり誹謗中傷のメールがあった時に、自分で相手が何者であるかをある程度調べることができる。
やり方としては、WHOISという検索サービスを利用するだけである。
WHOISは、ドメイン名からIPアドレスを検索したり、
ドメイン名やIPアドレスから登録者の情報を検索できる。
つまり、一見人間が見てもよくわからない数字の羅列であるIPアドレスを意味のある情報に変換してくれるため、相手の使っているインターネット環境がわかり、場合によってはそこから地域、会社名や学校名、管理者の連絡先などが含まれるドメイン情報が得られることになる。
IPアドレスは書き込まれたコメント欄やメールのヘッダから数字の羅列になる。
XXX.XXX.XXX.XXXのような3桁以下の数字がピリオドで区切られている。※IPv4の場合
自分の管理しているサイトであれば、管理画面やアクセス解析ツールを設定して見ることができる。
メールの場合、ヘッダに含まれている情報のうち、Receivedの項目を見てみよう。
そこにドメインサーバ名と上記のような数字の羅列が表示されているはずだ。複数ある場合は一番下にある情報が最初の送信元ということになる。
ただし、相手にインターネットの知識があった場合、Proxyを挟むなどしてIPアドレスが偽装されている可能性もあるので必ずしも相手を特定できる方法ということに注意が必要である。
WHOISはGoogle検索すればわんさか出てくるが、例えばこちら。
WHOIS Gateway
WHOIS Gateway