展望台が有名なフィルストへ
爆睡・爆食でフル充電
昨日の疲れをフル充電するためか相当深く寝ることができた。
お腹もめちゃくちゃ減っているので朝飯をバカ食い。
グリンデルワルト界隈最後の日のため、10時前にチェックアウトする。
荷物を宿に預けていざフィルスト(First)へ!
フィルストは2166mの山だが、グリンデルワルトからロープウェイで簡単にアクセスでき、そこからまた美しい景色を望めるハイキングコースにありつくことができる。途中には綺麗な湖バッハアルブゼー(Bachalpsee)を通り、ブスアルプ(Bussalp)まで抜けるコース。
逆方向の列車に乗ってしまう
とりたてて書くことでもないが、適当に乗った列車がクライネシャイデック方面に向かっていることに気づく。すぐに降りたかったが1駅目は綺麗にスルーしてどんどん進むので焦ったが、2駅目は停車したので素直に車掌に「乗り間違えた」と説明して降りる。
誰もいない駅。いつ次の電車が来るのかと心配していたがたった7分後にグリンデルワルト行きの列車に乗ることになる。無駄なロスをしてしまった。
グリンデルワルトに着いたらロープウェイ乗り場まで約10分の徒歩。
ハイキングに備えて途中Coapで水500mlを2本買う。1つは炭酸にしておいた。
最近は日本でも増えてきたが、セルフレジを体験してみた。
フィルスト行きロープウェイに乗る
この上ない快晴!今日も絶好のハイキング日和。
ロープウェイというかゴンドラだった。ロープウェイとゴンドラの違いを簡単に言うと、キャビンをぶらさげているロープが複数本あるのがロープウェイで、ロープが1本なのがゴンドラらしい。
上がっていく途中、マウンテンカートのダウンヒルとかコンドルのジップラインとか楽しそうなアクティビティを横目に見る。
↓こちらのサイトに詳しいことが載っています。
↓続いて、First Fliegerという日本で言うジップライン的なやつ。
恐怖の絶壁クリフウォーク
フィルストに到着したら、クリフウォーク(Cliff Walk)を発見。標高2184mの絶壁に沿った遊歩道を歩けるスリル満点のアクティビティ。若干高所恐怖症だが、絶景を楽しめるし是非とも挑戦したい。
まず1回目のトライ。恐怖で撮影もままならない様子・・・
2回目のトライ。恐怖が薄まり周辺景色を撮影する余裕が出て来た。
最後にもう一度360°カメラで気の済むまで歩き、3周目をトライした後、山を降りてバッハアルブゼーに向かうことにした。看板によると徒歩50分のようだ。
バッハアルブゼー(Bachalpsee)までハイキング
道も悪くないしいい感じだったが、湖まで到着した後Firstに戻ってロープウェイを降りた。
やたら凛々しい山羊さんたちが居て夢中になってしまう。
山を降りたらMIGROSでアップルパイやら水やら買いに走った。MIGROSはCOOPと双璧を成すスーパーマーケットである。スイスのスーパーは容赦なく閉店する。同じ失敗はもう懲り懲りだ。
この時何やら手に痒みがあり、見てみると虫刺されのような跡が残っていた。
いつの間にこんなところを蚊に刺されたのかと軽く流していたら、後にこれがとんでもないことになっていくことになる…。
ツェルマット(Zermatt)へ向けて移動
鉄道乗り換え数回(Grindelwald→Spoez→Brig→Visp→Zermatt)
グリンデルワルトグルントへ戻り、預けていたバックパックを回収したらツェルマット(Zermatt)での宿の位置を確認して次の目的地、ツェルマットへ向けて移動を開始した。
グリンデルワルトからツェルマットは直通の列車があるわけではないので乗り換えが必要だ。
ツェルマットは、4478mの山、マッターホルン(Matterhorn)で有名な村だ。
村自体の標高も1620mと高い。
また、古くから環境保護のため条例によって排気ガスを規制していて、電気自動車と馬車しか走れない。最先端のEVと古めかしい馬車が妙なコントラストを生み出しているが、これらEVも基本的には業務用で個人所有のものはないらしい。
グリンデルワルトからツェルマットまでチケットを買い、インターラーケンでスピーズ(Spiez)行きに乗り換え。もちろんHalf Fare Card炸裂で、半額のCHF 47.20で購入。
電車が来るまでの待ち時間、ビールでも飲む。
ふと壁を見ると、おびただしいほどのハエが罠にかかっていた。
途中の車窓から見えるトゥーン湖が綺麗なので席は右側を取ろう。
その後ブリーク(Brig)行きに乗り換え、ヴィスプ(Visp)を経てツェルマットには1分も狂わず到着予定時刻19:51に到着した。予想通り肌寒い。
ツェルマットの街並
今回ツェルマットで泊まる宿は、”Zermatt Youth Hostel“で、いわゆるユースホステル。
駅から徒歩10分で、3泊して¥17,174になった。
突然降りだした雨の中、心臓破りの坂を上ったところにZermatt Youth Hostelはあった。
チェックインしてひと段落した後、暗くなってきてはいるが、まだ多くのレストランが空いているようだったのでレストランに入った。
本場の伝統的なチーズフォンデュ
やはりここらで伝統ある正式な?チーズフォンデュとはどれほどのものかをチェックしておく必要があろう。ということで、チーズフォンデュと赤ワインのコンボを決意。
トッピングにポテトとベーコンをチョイスすると軽く40フランを越えてきた。
大満足して宿に帰り、外で一服していたら宿のマスターとスイス人女性がそれぞれやってきて色々お話しした。これだけ物価が高いと他の国が全部安く見えてパラダイスなんじゃないの?という素朴な疑問をぶつけてみたが、結構な税金が引かれているとか。
ただ、物価が日本の2倍ほどなのに普通に暮らせているのはやはり平均年収は日本の2倍くらいあるのと、社会福祉が整備されていて色んなメリットが地元民にはあるから何とかなるとのこと。こんな物価高は外国人にとっては大変だからフェアじゃないよねとか言っていた。
明日はゴルナーグラート鉄道に乗りたいと話したら、鉄道に乗る前にモニター見てマッターホルンの状況見てから行ったほうがよいというアドバイスを頂いた。今年は天候が悪いことが多いらしい。水曜日がいいとか言われたがそんな大幅調整は無理だ・・・。(今日は月曜日)