スイス旅行記~3日目~ユングフラウヨッホ

いきなりユングフラウヨッホへ

登山家の朝は早い

午前6時にアラームをセットしていたが、5:30に目が覚める。
早朝にゴソゴソしだす奴がいて起こされるのがドミトリーあるあるだ。
しかし今日に限ってはこのまま起きたほうがいい。
登山家の朝は早いのである。(登山はしないので言いたいだけ)
今日はグリンデルワルト(Grindelwald)からユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)まで登山列車で行くのだから寝てる場合ではない。間違いなく今回の旅のメインディッシュの1つである。

朝ごはんを食べに食堂に出ると、コーンフレークとサラミとハム、チーズがあった。
野菜等がないが問題ない。高物価のスイスで生き残るためにはこういうときに食べられるものを食べていくことが求められる。とうことでがむしゃらにあらゆるものを食らいつくす。

グリンデルワルトでの朝食

腹ごしらえをしたらいざユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)に向けて出発!
天気も良くて清々しい。朝日に照らされて雪化粧した山々がキラキラと輝いていたり。

グリンデルワルトの朝

まずはクライネシャイデック(Kleine Scheidegg)に向けて列車で山を登っていく。
グリンデルワルトからクライネシャイデックまではヴェンゲルアルプ鉄道を使う。
途中乗り換えがあるが、チケットはユングフラウヨッホまで買える。
また、ユングフラウ鉄道のチケットはWEBサイトから購入もできる。
最新の時刻表、価格、所要時間をチェックしておこう。

ユングフラウ鉄道公式ホームページ

グリンデルワルトからユングフラウヨッホまでは、CHF190だった。
もちろん前述のSwiss Half Fare Cardを使えば、半額のCHF95になる。
しかし、Swiss Travel Passの場合、無料区間対象外で25%OFFにしかならないので要注意。

早速カバンを失くす

クライネシャイデックに到着したら、同じ駅でユングフラウ鉄道に乗り換える。
標高は2061mになり、いちだんと涼しくなってきた。

ここでひとつやらかしてしまう。

ひとり旅をしまくっているのでさぞかし旅慣れているのだろうと思われることがあるが、全然そんなことはない。不注意から来るトラブルは後を絶たない。

乗り換え時に列車にカバンを忘れてきてしまった。。。

幸いクライネシャイデックは終点だったため、乗り換え待ちの列に向かって車掌が持ち主を探して呼びかけてくれていた。防寒着くらいしか入っていなかったが先が思いやられる…。

ユングフラウ鉄道

こういうとき、どちらの窓が眺めとして当たりなのか非常に気になるところだ。
そして肝心の眺めだが、確か右側が当たりだったかと思う。
登山鉄道でゴンゴン山を登っていく。白い山々がよく見える。
噂に聞いていたアイガーグレッチャー(Eigergletscher)を通る。
スイスベルン州ベルナー・オーバーラント地方の氷河である。

途中、Eismeerという駅で一瞬だけ停車した。
みんなその間に降りてガラス越しに氷河の写真を撮っている。
夏なのに白銀の世界で不思議な感じ。写真を撮ったらすぐに列車に戻った。

ユングフラウ鉄道

ユングフラウヨッホのアトラクション

クライネシャイデックから35分。ついにユングフラウヨッホに到着した。
駅の出入り口になんか見覚えがあるポストがあると思ったら日本の郵便ポストではないか。
近づいて見るとまたまた出ました姉妹締結。
今度は富士山五合目簡易郵便局ユングフラウヨッホ山頂郵便局が提携とのこと。

日本の郵便ポスト

寒い。まるで冷凍庫に入っているかのよう。

氷の道

そしてここユングフラウヨッホの駅は、Top of Europeを掲げており、その名の通りヨーロッパでもっとも標高の高い駅らしい。流石に肌寒いと思ったら-1℃の表示。下の図がアトラクションの全体像になる。

アトラクション全体像

アルパインセンセーション(ALPINE SENSATION)

アルパインセンセーションはまるでディズニーのアトラクションのように派手な音と光で演出するアトラクションで、ユングフラウ鉄道開通100周年を記念して2012年にできたそうだ。

ALPINE SENSATIONのスノードーム

札幌雪祭りのような氷のオブジェクトが展示されている。
時間が経っているからか氷が気化して精度が落ちている感じがした。

氷像

氷漬けのぬいぐるみ

氷漬けにされたぬいぐるみや花など雑な展示の数々。

氷河の雪原(PLATEAU)

PLATEAU

PLATEAU

人の流れに身を任せて歩いていくと、外に出られる扉を発見。ゲートが開いたばかりなのか雪に足を踏み入れたのが一番乗りでめっちゃ気持ちいい。ここぞとばかりに360°カメラを撮りまくる。天気も良くてパノラマ展望からの雪原は最高!!!

氷河の雪原

眼前に広がるアレッチ氷河(Aletsch Gletschere)は、流れた跡が見えるが現在は何も流れず止まっている。

氷河の雪原(ズーム)

人懐っこいカラスがいた。高原に住む種類でエベレストの標高8200mでも観察例があるとか。

キバシカラス(Alpine chough)

スイスの国旗が立っていたのでつまんで写真を撮ってみた。列車で上がってきただけなのに苦労の末、登頂に成功した気分になる。

スイスの国旗

スイスの国旗

360°カメラで撮った写真も紹介。クリック&ドラッグでグリグリ動きます↓
スマホの場合は向きを変えると視点が変わります。

スフィンクス展望台(SPHINX AUSSICHTSTERRASSE)

スフィンクス展望台は、標高3571mにある展望台。高速エレベータで108mを25秒で上がるらしい。狭い展望台に観光客がひしめき合っているが、そんなに眺めはよくないし個人的にはPLATEAUの方が感動があった。相変わらず天気は最高だったけど。

スフィンクス展望台から

クリック&ドラッグでグリグリ動きます↓

リンツ・チョコレートヘブン(LINDT SWISS CHOCOLATE HEAVEN)

その他、施設内にはチョコレート工房があった。簡単な博物館のようになっていて、材料からチョコレートができるプロセスの展示を経て、最後には売店に繋がっているというもの。

リンツ・チョコレートヘブン(LINDT SWISS CHOCOLATE HEAVEN)

そこで試食したスイスチョコレートの美味しさは半端なかった。果てしない口溶け感!
その秘密はロドルフ・リンツという人が発明したコンチングプロセスという製法にある。
温めた液状のチョコレートをかき混ぜて空気を含ませることによって、酸味と苦みを取り除くことができるらしい。

チョコレート工房

あぁ、何でこんなに美味しいんだろうか。もちろん価格も半端なかったが。
でもバレンタインで買うような高級チョコレートと比べたらむしろ安い!?

帰りの列車でお疲れ様とばかりに車掌さんが無料でチョコレートを配っていた。
予想もしない粋な計らいに、スイスって素敵な国だな~と思わざるを得ない。

チョコレートの無料配布

アイガーグレッチャー(Eigergletscher)から下山

下山というほどでもないが、帰りはアイガーグレッチャー駅で降りて、ハイキングしながら下ってくるというのが定番のコースになっていて、アイガーウォークと呼ばれている。

麓のクライネシャイデック駅まで1時間もかからないくらい。ミューレンやブリュームリスアルプ連峰を眺めながらゆっくり歩く。

登山鉄道-ユングフラウ鉄道(Jungfraubahn)

アイガーグレッチャー駅周辺はまだまだ雪が積もっている。
360°カメラで撮影した全方位の景色をご紹介。

こんな感じのしっかりしたハイキングコースになっている。
日本人のツアー客の団体に遭遇した。

アイガーウォーク・ハイキングコース

アイガーウォークの眺め

爽やかなグリーン

遠くに見える湖

ファルボーデンゼー(Fallbodensee)

カルデラっぽい水たまりみたいな湖。ファルボーデンゼーという名前がついている。

遠くに走る列車は、まるでおもちゃというか鉄道模型のジオラマのように見えた。

鉄道模型みたいな列車

近くで撮ったいい感じの動画はこちら。んー、スイスの鉄道って感じでよい。

クライネシャイデック(Kleine Scheidegg)でランチ

ファルボーデンゼーを横目に通り過ぎて山を下りていくとすぐにクライネシャイデックに着いた。想像以上に楽勝だった。ただ、上では寒かった衣服も今では暑くて邪魔で仕方がない。

やっぱり模型みたい

ユングフラウ鉄道(Jungfraubahn)

ここクライネシャイデック駅周辺のレストランでランチ。
でっかいソーセージとハッシュドポテトみたいなの。
透き通った黄金のビールがめちゃくちゃうまい!!

ソーセージとハッシュドポテト&ビール

時刻は13時前。予定通りにユングフラウヨッホをまわることができて非常に満足な午前だった。

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