か行
古武術に学ぶ身体操作法
『甲野義紀』
【概要】
現代スポーツや日常生活に古武術を取り入れた事例を交え、古武術をベースに甲野氏が身体操作法を研究し続けてきた背景、今なお進化し続けている現状と今後について述べられている。
【要点】
- スランプなどなくそれはバラツキの1つで常に改善を続けるのみ
- 現代の武術や格闘技は競技向けに磨き上げられたもの
- 身体をパーツに割ってバラバラに独立して動かせるようにする
【教訓】
具体的な身体操作法のエッセンスとして本書より得た内容を以下に補足する。
- すべてを掌のように動かすとうねりを抑えられる
- 踏ん張らず膝を抜いて落下の力を使う
- ダムの水門で一気に水が出ていくように、ためを作らずオンオフする
- 威力は体重を使うことにより出る
- 捻りによってあそびを取り除く
- 居つかない、急な動作は倒れ込むような動きで行う