チューリッヒの街を散歩
物価高の洗礼
7時間強眠ったところで目が覚めた。とりえあずは宿代を払うべく現金を入手しなければならない。この安宿は当然のように朝飯がついていないのでATM探しがてら、スーパーに行ってパンでも買おうと決めた。宿内はガラガラで誰もいない。
改めてチューリッヒの街を散歩してみる。やはり夜とは雰囲気が違う。路面電車が走っていてそれなりにオシャレだけどこれと言った特徴もなく華がない印象を受ける。
さっさとATMで300フランほど引き出し、適当なスーパーに入った。
前情報で知ってはいたがなるほどこれは高い!
- バナナ1房3.30フラン
- プリングルズが3.80フラン
※1フラン=113円
そんな調子だから、パンを2つ買ってジュースを1本買うだけで900円近く消費してしまった。
ブラブラ街を散歩した後、宿に戻って買ってきた朝食を食べた。ジュースはnaturaplanのMENTHEという健康そうなものをチョイスしたのだが、今までに飲んだことのない味だった。とにかく健康そうな味。のんびり静かなロビーでむしゃむしゃ食べてたら掃除しだしたスタッフが早く出ていけというオーラを出し始めたので宿代を払い、外へ出た。
午前中にスイス国立博物館に立ち寄ろうかと考えていたが、もう12時になろうとしていた。今日の宿はグリンデルワルトにある。グリンデルワルトへ行く途中にあるインターラーケンの街の方が見どころがありそうなので、チューリッヒ観光は諦めることにした。
トラベルパスの入手
他へ移動する前に絶対にやっておかなければならないのがスイストラベルパスの入手である。スーパーで見たようにスイスは物価が高く、交通費も例外ではない。
旅行者のために、期間内乗り放題パスや半額パスなど数種類のパスや割引カードが用意されている。鉄道やバス、フェリー、ロープウェイなど多くの乗り物に適用されるものもある。
自分の旅程を考慮すると、今回の旅では“Swiss Half Fare Card”が最適と判断した。
これによってスイス全土のほとんどの交通が半額になる!
パスの種類、選び方については別の記事で説明することにする。
Swiss Half Fare Cardを買える場所はいくつかあるが、自分はチューリッヒ中央駅内のオフィスで120フランで購入した。
これを買った後、早速グリンデルワルト行きのチケットを買った。しっかり半額だ。
3パターンくらいで乗り継ぎの時刻表を印刷して渡してくれるのが有難い。
やっとスイスの旅が始まった感じがしてきた。
それにしても異常な人の量。みんな何か集団で叫んでるしハロウィンみたいなコスプレした人たちがたくさん歩いている。ちょっと調べてみたがお祭りの日でもないみたいだし、2017年8月12日のチューリッヒ駅で一体何があったのかわかる人がいたら是非教えてください。