チューナーや音叉無しで楽器をチューニングする方法

方法全書

 

趣味で楽器をやっている凡人レベルだと、自分の感覚だけでチューニングできない人が多い。大抵はチューナーで1つ1つチューニングしていくのが一般的だが、出先で忘れてしまったりしてチューナーがないときはどうすればよいだろうか。

チューナーとは、楽器屋さんで売っている調弦するための機械である。
最近は以下のようなクリップタイプが主流のようである。

また、昔と違って今はスマホがあるのでチューナーアプリを使えば解決である。
本物のチューナーと比較すると音を拾いにくくて調整時にブレやすくはあるが十分使える。

GuitarTuna: ギターチューナー
ギターだけでなくベースやウクレレにも対応している。

楽器チューナー Lite by Piascore
アナログなデザインがシンプルで使いやすい。

チューナーなんてものが世になかった頃、人々は音叉という道具を使って調弦していた。

音叉は鳴らすとラの音(440Hz)を発するので、そこを基準として順次調弦していく。
さて、ここからが本題になるが、チューナーもアプリも音叉もない時に何とかチューニングする方法を紹介する。

携帯電話で待機中の状態で通話ボタンを押したときに聞こえてくる「プーーーー」という音が、3弦開放で弾いたGの音と同じになる。

もしくは、

時報(117)の「ポッ、ポッ、ポッ、ピーーーー」のポッが440HzのA(ラ)、ピーーーーが880HzのA(ラ)である。つまり5弦解放の音が440HzのAの音と同じになる。
そもそも携帯や固定電話があってスマホがないシーンなど最近ではあり得ないかもしれないが、雑学としてご査収頂きたく。
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